株式や投資信託の移管にかかる手数料は?【追記】
今回は,株式や投資信託を移管する際に発生する手数料について,ご紹介いたします.併せて,移管手続きの流れについてもご説明いたします.
株式や投資信託の移管とは
保有している株式などを,ある証券会社から別の証券会社に移動(移管)することです.
私の場合は,楽天証券の米国株をSBI証券へ,SBIネオモバイル証券の国内株をSBI証券へ移管しました.一括で管理するためです.
移管手続きの流れ
書類を記入するだけの簡単な作業でした.STEP2, 3は証券会社側の手続きですので,こちらで手続きするのはSTEP1のみです.銘柄数が多くなければ15分程度で作業自体は終わります.
移管にかかる手数料
今回のケースでは,手数料は無料でした.ネット証券では無料となるケースが多いようですね.参考までに,以下に内容の一部を引用します.(2023年3月24日参照,今後変更となる場合があります)
楽天証券の場合
国内株式および外国株式の振替(移管)手数料は、入庫時も出庫時も無料です.ただし,投資信託は,入庫時は無料ですが,出庫時は1銘柄につき3,300円(税込)の費用が発生します.
・国内株式の振替(移管)手数料は、入庫時も出庫時も無料です。
・外国株式(米国株式、中国株式)の振替(移管)手数料は、入庫時も出庫時も無料です。
・投資信託の振替(移管)手数料は、入庫時は無料です。出庫時は1銘柄につき、3,300円(税込)がかかります。
SBIネオモバイル証券の場合
株式の出庫は無料です.なお,SBIネオモバイル証券はSBI 証券と経営統合されますので,ご注意ください.
株式の移管出庫は、SBIネオモバイル証券の手数料は無料となります。ただし、移管先の証券会社で手数料がかかる場合がありますので移管先証券会社にご確認ください。
SBI証券の場合
国内株式の入庫,外国株式の入庫ともに無料です.
株式移管入庫サービス(国内株式)
他の証券会社にお預けされている国内上場株式・転換社債型新株予約権付社債を、「証券保管振替機構(ほふり)」を通じた移管手続きで、SBI証券へご入庫いただけるサービスです。
無料でご利用いただけます。(移管元の証券会社では費用がかかる場合がございます)
外国株式(米国株式・中国株式)の移管入庫
国内の他の証券会社で保管されている外国(米国・中国)株式及びETFを、SBI証券へお預けいただけるサービスです。
無料でご利用いただけます。(移管元の証券会社では費用がかかる場合がございます。)
移管にかかる日数【追記】
私の場合,3月31日(金)に書類を投函し,4月11日(火)に移管が完了していました.土日を除くと,7日間です.郵送している間を考えると5日ほどで手続きが完了するようです.
手続き中に,移管元(SBIネオモバイル証券)と移管先(SBI証券)のどちらにも保有銘柄が表示されない期間が2日ほどありました.これは焦りましたね(笑い).
移管手続きでは,一時的に移管元から消えるそうです,問題ありませんので,慌てずに手続き完了までお待ちください. 移管先に表示されるようになったタイミングで移管完了です.
また,当然ながら,取得価格などの情報は移管先に引き継がれます.
以上,参考になれば嬉しいです.
現在,つみたてNISAは楽天証券で口座開設していますが,新NISAはSBI証券で口座開設しようと思いますので,NISA乗り換え方法についても,ご紹介しようと思います.
本コラムの内容は,資産形成に関する情報提供を目的としたものであり,証券投資の勧誘を目的としたものではありません.また,本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません.最終的な投資決定は,ご自身の判断でなさるようにお願いいたします.